サーフトリップは上達への近道?
日常を抜け旅することで見つかる新しい波と自分
映画『エンドレス・サマー』に憧れたことのあるサーファー。
私もその一人。
9時〜5時の日常から1週間でも離れ地球の裏側へ波探し。最高の波を追いかける旅は、すべてのサーファーが胸に抱く夢。
オバーヘッド? 行こう。台風シーズン? 待ちきれない。雪が降ってる?5 mm があるから大丈夫。
サーファーの魂は、なぜかいつも未知なるものに惹きつけられている。他の人がためらうような大きな波、誰もいない荒削りな海岸線。その先に、まだ見ぬ素晴らしい世界が待っていることを、私たちは本能で知っている。海へと向かう冒険心と、新しい場所へと旅立つ探求心は、深くつながっている。
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| "When in doubt, paddle out" - Nat Young |
エキゾチックな場所でサーフィンをしたり、新しい場所を旅したりするのは、プロだけの特権ではない。むしろ、エージェントにすべてを計画してもらうのではなく、自分で世界を旅する方が最高の贅沢。最高の贅沢。道に迷い、新しい人々と出会い、忘れられない経験をする。
これが良い人生そのものを作る材料。それが旅の醍醐味。
サーフボードと共にする旅は、あなたのサーフィンを、そしてあなた自身を、次のレベルへと引き上げてくれる。
日常を捨てる(一瞬だけでも)
私たちの多くは、日々の仕事や責任と向き合いながら、週末の海を楽しみに生きている。どんなに仕事が好きでも、時にはすべてを忘れる時間が必要。そうでなければ、心はすり減ってしまいます。
もちろん旅には、言葉の壁、フライトの乗り継ぎ、慣れない環境といった、ちょっとしたストレスはある。角度を変えれば、言葉すら通じないほど遠い場所に来た。ややこしい乗り継ぎをしたいと来れない場所まで来た。何と贅沢!
囚人は、自分の独房の隅々まで知り尽くしている。言葉が通じない。道がわからない。時差ボケが辛い。その様な場所に身を置けるのは、「ストレス」じゃなくて、人間最大の「自由」なのかも知れない。
そして、そこには、まだ見ぬ波が待っているのだ。
旅先で出会う、新しいリスペクト
どのホームポイントにも、独自のルールや雰囲気がある。時には、それが少し窮屈に感じることもありませんか。旅するサーファーはどのポイントでもペーペー。逆に、守る位がないので非常にシンプルなサーフ人生。しかし、訪れる場所では、驚くほど温かい歓迎を受けることがよくある。地元のサーフショップに立ち寄って、「この美しい海でサーフィンできるなんて、本当に嬉しい」と一言伝えるだけでいい。きっと笑顔で迎えてくれ、波や食事についてのアドバイスをくれるでしょう。
そして、その気持ちを自分のホームに持ち帰って「もっと暖かい、もっと良い海にしていかなきゃ」と言う刺激になる。
未知の波が、サーフィンを次のレベルへ
いつも同じ場所でサーフィンしていると、知らず知らずのうちに乗り方がパターン化してしまう。
ビーチ、リーフ、ポイント、リバーマウス──波の形が違えば、体の動きも頭の回転も変わり、あなたのサーフィン世界が一気に広がる。
慣れない環境は、あなたをコンフォートゾーンから引き出し、サーファーとして成長させてくれる素晴らしい環境。マイボードを持っていくのが大変なら、旅先でレンタルして新しいデザインを試すのもレベルアップに繋がる妥当な作戦。未知の状況に対応する力こそ、サーファーを強く、たくましくする。
